鬼ばばぁ役担当

つばさの勉強に関しては、夫婦ともども、匙投げ状態に近いです。

言ってもやらないし、ある意味向こうのほうがしぶとい(苦笑)
塾には通わせてるので、2学期の中間テストは5教科平均はちょっと上がりました。でも相変わらず勉強嫌いだし、勉強嫌いなことが正しいと思ってるまである。

大人にいじめられてる、くらいにしか思ってないんだよね。勉強が将来自分のためになるとか、そういう観点がゼロ。でもまあ、中学校1年生なんてそんなもんかな。私だって、その年で将来のことなんてそこまで考えてなかったもん。ただ、勉強はそれなりにできたから(中1の勉強なんて、それなりにはできるもんだと思う)、そういうことで悩む必要がまだなかったというだけ。

と考えて、最近はあまりガミガミいうのやめました。もともと、言いたいことの半分も言ってなかったつもりなんですがね。

先日、子供の部屋に掃除に入って、相変わらず本棚が教科書やプリントでぐしゃぐしゃなので、教科書をきれいに並べ直し、プリントを全部取り出してきれいに重ねて、ゴミに出そうとしていたのです。

そしたら子供の描いたまんがが出てきて。
RPG好きなので、主人公が冒険に出るような物語なんですけど、旅に出るきっかけが、親に自分のやってないことでめちゃめちゃ叱られて、親と絶縁状態になったため、みたいな展開だった。
「どうせあんたがやったんでしょ!もう家に帰ってこなくていいから!」
みたいなことを女親が言ってるのよね(顔は描いてなくて首から下だけなんだけど胸が丸く描いてあるので女親だと思われ笑)

・・・え〜。私、家に帰ってくるなまで言ったことないよ。言いたくなったことあるけど、必死で我慢したのにぃ。^^;

でもな、わかるよね、言う寸前まで行ったってことは、子供には伝わってしまってるよね。ある意味、一本取られたなじゃないけど、そんな気持ちになりました。

私はいつでも、子供のことをわかってやれる大人の側でいたかったけど、こう描かれてしまうと、完全に敵対関係だな。とはいえ、そこまで落ち込んでもいません。これってつまり反抗期みたいなもので、今、つばさは自分というものを構築しようとしていて、そのキックに親という存在を利用しているのだろうと思うので。「僕の気持ちをわかってくれない鬼ババァ」という存在は必要なんだと思います。成長の過程として普通だし、むしろ頼もしくもあります。

あとは、勉強の意味をもうちょっとわかってくれるといいけど。一説には、里子って、普通の子みたいに振る舞えるようになるまでに、5歳で来た子は10年かかるそうです。根拠とか全然分からないんだけど、実感として、ああそれくらいだろうなって気はする。今、6年目なので、あと4年くらい。高校生になれば、変わるかもね。

このまま成績が上がらないと、行ける高校はまあヤンキー校だろうと思うけど、まあ、それはそれで。
結局、本人が危機感もたないとどうしようもないので。